FC2ブログ

そういえば二人とも軍人さんでした。

つづき





ふ…おちたな。

と、キューエルが「ついにこの時がきたぞ」的な感慨にふけっていると。




ごっ





…鈍い音とともに頭部に衝撃が。

一瞬何が起こったのかわからなかったが、


ジェレミアから頭突きをお見舞いされたのだ。


「……!?」


痛い、より、驚きの方が勝る。


な、何で?


「…そうか…わかった。キューエル卿」


何を?


いつの間にか腕の中から逃げ出して一定の距離を保っているジェレミアの目は真剣な目つきだ。


「私に欲情するとは…そこまで(性的に)追い詰められていたのか…

しかし、貴卿にのみ責任があるわけではない。私の容姿が麗しすぎるのもまた問題の一端なのだろう。

ならばこそ!!」


言い終わるか終わらないかで素早くキューエルに



「ぐふっ」




タックルをかまし、




「正しい指導を私がしなければ!」




ひるんだ隙に後ろに回りジャーマンスープレックス。




「ごっ…」



「上官として!」



あ…あれ?




キューエルは思った。




(よ…予想外の展…開)




すぎる…。





「汗を流せばよからぬ情動も発散されるというものだ。なあキューエル卿?」


…違う…


…違うぞジェレミア。


(…こういう汗じゃない…!!)




悲しいかな、キューエルが何か仕掛けようとするたびに、体格の勝る上官に技を仕掛けられ、結局

夜明けまでそんな感じだった。



「貴卿を抱き枕にするのは間違いだったようだ…まったく安眠できん」


「…少しでもその気があって誘ったんじゃないのか私をっ!?」


「ふっ…はは、冗談が下手だなキューエル卿!私がその気になるとしても貴卿のような体格の良い青年は相手に

したくはない…やはり女性に限るだろう?」



こっ…こいつ本気でいつかやってやるっ。



必ずひーひー泣かせてやると誓うキューエル卿だった。













…一応終わりです



すみません、まとまりのあるのはこんなのしか思いつかなかった…

えろはむつかしいです

これ、期待はずれすぎる…



























スポンサーサイト



別窓 | 小説? | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

抱き枕は狼さんでした。

つづき



「…?」

自分の唇のなかのやわらかな異物感に気がつく。

何だ?

「…!」

(キューエル!?)

目を開けてみると、眼前には欲情した(しているようにみえる)男の顔が。

舌を差し入れられているのだ。

「…!?」

状況がよくわからない。

が、とりあえず、

「…っなにをしているっ!」

急いで突き飛ばす。

が、それほど力を加えなかったためか、キューエルとの距離は依然近いままだ。



「…なにだと?口付けに決まっているだろうが。」

大して悪びれた様子もなく彼は言う。


「だからそれが何をしているのかと訊いているのだっ!」

意味がわからない。

「…私がこうなる可能性は考えなかったのか」

キューエルは言葉を続ける。

「私がお前に欲情する可能性は考えなかったのか。愚か者。無防備にも程があるぞっ!?

責任は取ってやるからおとなしく抱かれるがいい」


ますます意味がわからない。

男が男に欲情するのか。

確かに私は見目麗しいほうだ思う。

だが男としての色気が同性にも通用するとは……そんな話も聞いたことはあったが、…流行しているのか?

なんか目の前の部下の印象が変わってしまう。いやそんなことをいっている場合ではない。



…貞操の危機だ!


「断固拒否する」


「貴様に拒否権はない」


ばっさり却下された。


「あるわあああ!!」

つっこみにもだんだん疲れてくる。


「ジェレミア」

優しく抱きとめられる。

「すきだ」



「…だからやらせろ」

最低の口説き文句だ。


でも。


抱きとめる腕は優しい。


「……う」











つづく




































別窓 | 小説? | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

つづき



目の前にすきな男の顔がある。

なんて甘い香りがするのだろう。柑橘系のフレグランスを愛用しているとは知っていたけれど。

寝る前にもつけるのか。

「…これでは生殺しではないか…!」



この状況で何も無いのは不自然だろう?

いや、不自然に決まっている。


この男の無防備な姿が、まるで誘っているようにみえる。



無邪気な寝顔を、快楽で歪めたらどうなるのだろう。

そのとき彼は、私を罵るのだろうか。嫌われてしまうのだろうか。

それとも…



「…ん、どうしたのだ…。眠れないのか?」


誰のせいだ誰の。

思わず悪態をつきたくなる。


「…まあな。」


「そうか…」


言うや否や、

ジェレミアはキューエルの口をふさいだ。

「…!?」





「…フ、よく眠れるよう、私がキスをしてやろう。…ゆっくり休むのだぞ、リリーシャ…」





どうやらジェレミアは寝ぼけているようだった。

だが、今の口付けは、キューエルの理性を完全に吹き飛ばす。

「…ジェ、レミア…」

興奮のあまり息が荒くなる。


そして。








つづく…けど

まずい…(いやおいしいけど)

大人の世界のかほりが充満してきましたよ…







別窓 | 小説? | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

つづき


「私は抱き枕を幼いころから愛用していてな…。あれがないとよく眠れんのだ。無論、成人してからは抱き枕など

という幼稚なものではなく、一夜のアバンチュールが私の不眠解消法になっているのだが」


抱き枕=人肌のやわらかな感触。ふにふに。


下ネタかよ。


「しかし、なぜか最近女性が私に寄り付かなくてな…いまさら抱き枕というのも恥ずかしいし。そこで、今宵は貴
卿を抱き枕代わりにして寝る。」


「断言するのか」


女性が寄り付かないのはキューエルの裏工作の成果であろう。

(というか、誰に見られるわけでもないのだから普通に抱き枕にすれば…。)

と、口に出しかけてキューエルはふと考えを変えてみた。



これは…


(…千載一遇のチャンスかもしれん…)




あわよくば的な妄想を抱いて、キューエルはその申し出を承諾した。




そして現在。








まだつづくよ





別窓 | 小説? | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨


目の前にすきな男の顔がある。

翠色の髪がふわっふわしててなんか触り心地がよさそうだ。ワックスとか使ってないのか?

…まあワックスでかっちりしているよりは…いやそれもいいけど。

引き締まった腕の中に私はいる。

なんかこう、不埒な肉体だな、こいつ。…いやそれがいいけど。

男の寝息が顔にかかる。

ああ。



「……もう限界なんですけど…!」



キューエルは(本当は叫びたかったけど)自身の衝動をおさえつつ何とかつぶやいた。

だってジェレミアが、ジェレミアと、ジェレミアと!



遡ること6時間前。

〈政庁 ジェレミア執務室〉


「キューエル卿。…今夜、私の屋敷へ来ないか。」


「…は。」


思わずぽかんと口を開けてしまう。


(……誘い?誘いかこれはああ!!)

ついにきたのか?ようやくその気になってくれたのか!

嬉しくって飛び跳ねそうなのをこらえつつ、


「ふん…誰が貴様の家などにいくか…。まあ理由があるなら聞いてやらんでもないが!…あ。」

しまった…。「が」のとこ思わず気合はいってしまった…。これではがっついているようではないかああっ。

あくまで主導権は私が、とか、こいつが強請ってこそのキュージェレ、とかぶつくさ呟いているキューエルの行動

をさして気にもせず、ジェレミアは話を続ける。


「貴卿を抱き枕の代わりにしたいのだが、やはり男は抱き心地が悪いかな。」


「…は?」



…抱き枕?なぜ抱き枕が出てくる。









つづく












別窓 | 小説? | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| なんかすきなものをかきちらすところ。 |